2015-10-10 総会 さらに木のぬくもりのある図書館作りを

発足3年目を迎えたNPO法人学校図書館木質・活性化支援センター(藤井フミ子理事長)の 平成27年度通常総会が10日、県立図書情報館(奈良市大安寺西)で開かれ約30人が参加。 昨年度に引き続き県内の小中学校に県産材で作ったブックスタンドを寄贈していくほか、 奈良教育大学付属中学校図書館で行った木質化協働作業をモデルに、新たに応募校を募り 支援事業に取り組んでいくことなどを決めた。

総会では藤井理事長(全国図書館協議会図書館活動推進委員)が「法人発足3年目を迎え、 今後も子どもたちの心の居場所となる木のぬくもりのある学校図書館創出に向けて 全力を挙げ取り組んでいきたい」とあいさつ。 来賓の名草康之県立図書情報館副館長は「図書館は人間力を育む場。 その場所を木の良い香りで満たす取り組みを行う活動の発展に期待したい」と祝辞。 室垣内清明県奈良の木ブランド課主幹は「県も公共施設の木質化に取り組んでいる。 今後も学校のテーブルや椅子などの木質化支援をしていきたい」、 川西聡弘県教委学校教育課指導主事は「読書活動の役割を果たす図書館が『心の居場所』として 充実を進めていただいていることに敬意を表したい。この活動を機会を見つけながら広めたい」と それぞれ同法人の活動にエールを送った。

続いて荒木美久子副理事長(県学校図書館協議会会長)を議長に選出、昨年度の事業報告書、 財産目録、貸借対照表および収支決算書について審議が行われ承認。松川利広理事(奈良教育大学教職大学院教授)の 退任に伴う新理事に林勝之氏(元奈良市立図書館長)を全会一致で選出した。 この後、新年度の事業計画、収支予算書を審議。
引き続き県内小中学校20校に県産材のブックスタンドを寄贈していくほか、奈良教育大学付属中学校学校図書館の協働事業をモデルとして、応募校を求め「ユニット式組み立て本棚」を展開。さらに昨年度、大和郡山市立昭和小学校で行ったワークショップ「学校図書館ビフォアアフター」を他校でも実施していくことを決めた。 また、県産材の良さを全国にアピールするためにも「クラウドファンド」を利用して寄付金を集め、学校図書館にブックスタンドを寄贈していくことも前向きに検討していく方針。 総会後には、交流会が行われ、会員同士の日頃の情報交換が行われた。

●写真:「さらに木のぬくもりのある学校図書館作りを」と呼び掛ける藤井理事長

<2015年10月 奈良日日新聞より>

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