2016-4-15 天理市立前裁小校舎新増改築  17日竣工式

児童が楽しく学べる学校≠ヨ

天理市立前栽小学校(同市前栽町、西田敦校長)の校舎新増改築工事と東校舎改修工事が終わり 17日、竣工(しゅんこう)式を迎える。4階建ての新校舎の図書室は県産木材を使用し、温かみのある空間で、 児童が入りやすく自主的に学べる環境になった。また、カフェのような落ち着いた雰囲気の多目的室、 開放的な大型の引き戸と窓からの明るい日差しを取り込んだ教室など児童が楽しく学べる学校≠ニして 生まれ変わった。

○県産材で図書室木質化
同小学校は児童増加の対応策と老朽化した校舎の教育環境改善、耐震化を目的として平成23年より 行政・地域・有識者らと改修に関わる基本構想を策定。 基本構想の方針は@児童が楽しく、安心して学べる学校A教職員の夢が育つ学校B地域の夢を育み、 連携・協働する学校、の3つの柱に基づき工事が進んだ。 そして基本構想策定から約5年を経て今年3月に完成。工事期間中は、プレハブの仮設校舎を設置し、 そこで授業が行われていた。
新校舎2階に位置する図書室は同小学校の基本構想を体現した1つ。 十津川産の木材を使った室内は床、書架、机、椅子などすべて木質化され温かみのある雰囲気。 読み聞かせスペースには、カーペットが敷かれ、児童が伸び伸びと過ごせるスペースがある。 毎週、図書ボランティアが読み聞かせを行う予定で、児童に本の面白さを知ってもらうきっかけにつながる。 将来的には併設されるコンピュータールームと一体的に利用する予定だ。
西田校長は「木質化により木の香りが心地よく、落ち着いた空間となった。 広々とした室内は展示台もあり、子どもたちが行きたくなる図書室になれば」と、図書教育の充実を図る構えだ。

○多目的室は地域に開放


新校舎1階の多目的室はモダンな木目調の内装で和室も併設されている。 最大約80人が利用できる広々とした室内は、児童のグループワークなどに打ってつけ。
西田校長は「将来的には多目的室を地域に開放し、教育拠点として発展させていければ」と意気込んだ。 教室はスライド式の大型の引き戸、窓からの日差しを取り込んだ明るく開放的な造りとなっている。
教室前の廊下には机と椅子があり、児童や教師のワークスペースとしての活用が期待される。

また、トイレは洋式と和式が併設され清潔感のあるスペースとなっている。 その他、照明はLEDを取り入れ省エネ化と高耐久性を実現。 中庭は床面にゴム素材を敷き児童が伸び伸びと遊べる場となっている。

<2016年4月 奈良日日新聞より>

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