2016-09-22 総会 <県内30の小中学校にブックスタンド寄贈へ>

―クラウドファンディングで県内の小中学校にブックスタンドを贈ろう―

NPO法人学校図書館木質・活性化支援センター(藤井フミ子理事長)は22日、 県立図書情報館交流ホール(奈良市大安寺西)で平成28年度通常総会を開催。 学校図書館の県産材での木質化への機運を高め、県産材の良さを全国にアピールするため、 10月から3カ月間、55万円を目標にクラウドファンディングで寄付金を募り、 県内30の小中学校にブックスタンドを各校3台ずつ贈ることを決めた。

同法人は25年7月、子どもたちの読書環境を整えようと、学校図書館を木質化し、 木のぬくもりのある快適な空間を創出すると同時に、これに奈良県産材を使うことにより、 県林業の活性化を図ろうと設立。これまで49校にブックスタンドを贈呈したほか、 学校図書館の木質化支援活動を県内の小中学校で展開している。
総会では藤井理事長が「混沌(こんとん)とした現代こそ次世代を担う子どもたちに 勇気と希望を与える取り組みをしなければならない。法人発足4年目を迎え、 子どもたちの生きる力を支え、主体的に学ぶ力をつけるために学校図書館への 支援を続けていきたい」とあいさつ。

来賓の名草康之同図書館副館長は「3年前にこの場で同法人が設立されたことについて感慨深く思う。 新年度にはクラウドファンディングという新しい取り組みをされると聞き、県産材の普及も含め、 今後の活動の発展に大いに期待したい」と祝辞。
続いて荒木美久子副理事長を議長に選出、昨年度の事業報告書、財産目録、 貸借対照表および収支決算書について審議が行われ承認。新年度の事業計画、 収支予算書を審議。引き続き県内小中学校に県産材のブックスタンドを寄贈、 学校数の20%超えを目標とするほか、同法人で製作した床材の普及や学校図書館支援も継続する。

さらに、クラウドファンディングでは10月から12月末までを期間として目標金額を55万円に設定、 県内30校の小中学校の図書館にブックスタンド3台を寄贈。役員、会員が一丸となって寄付金集めに 取り組むことを決めた。
「カウントダウン」というクラウドファンディングサイトで10月1日よりスタートする。
また役員改選が行われ、全員が再任された。役員は次の通り。

(敬称略) 【役員】理事長=藤井フミ子(全国図書館協議会図書館活動推進委員)
▽副理事長=荒木美久子(県学校図書館協議会会長)
▽理事=白須洋子(NPO法人子どもの人権総合研究所理事長)、河瀬紀江(奈良子どもの本連絡会代表)、 甲村侑男(県木材協同組合連合会会長)、山本陽一(県森林組合連合会会長)、巽周一(全国学校図書館協議会読書推進委員)、 出口隆司(前県PTA協議会会長)藤山純一(奈良日日新聞社代表取締役)、林勝之(平群町立図書館長)
▽監事=植松明夫(県学校図書館協議会顧問)



※写真上:「主体的に学ぶ力をつけるため学校図書館の充実を」と呼びかける藤井理事長
※写真下:「クラウドファンディングでブックスタンドを贈ろう」と意気込む役員ら  

<2016年9月 奈良日日新聞より>

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