○お知らせ○ 奈良木質・活性化支援センター

2013-08 NPO法人設立総会

子どもたちが木のぬくもりの中で本に親しめる学校図書館づくりを目的に、 特定非営利活動法人(NPO法人)「学校図書館木質・活性化支援センター」(藤井フミ子理事長)が 今月8日に設立・認可。同法人創立総会が28日、県立図書情報館(奈良市大安寺西)で開かれ約40人が出席、 学校図書館木質化実現に向けて第一歩を踏み出した。同法人では会員を広く募集。 今後は吉野材を使った本棚を県内の幼稚園・小中学校に寄贈する取り組みなどを展開する。 
白須洋子理事(NPO法人子どもの人権総合研究所理事長)による開会の言葉に始まり、 藤井理事長(全国学校図書館協議会図書館活動推進委員)が「子どもの読書は特に大切。 読書は人生を深く生きていく上で大事なもの。現状から一歩踏み出し、読書を通じて考える力と 生きる力が伸びる子どもたちを育てていきたい」とあいさつ。 来賓を代表して、同図書館の千田稔館長が「受動的に情報を受け取る社会になってしまったが、 図書館関係者はそれを覆さなくてはならない。文化で政治経済を支えられる社会に」と祝辞を述べた。
役員紹介に続いて、荒木美久子副理事長(県学校図書館協議会会長)が学校教育の立場から、 甲村侑男理事(県木材協同組合連合会長)は県産材の振興に関して、松川利広理事(奈良教育大学教職大学院教授) は全体的な視点で、それぞれ活動内容を説明。
荒木副理事長は「本を読まない子どもの割合が増えている。学校図書館を通じて、子どもたちに社会人となる基礎を学んでほしい。 この法人がその一助となれば」、甲村理事は「奈良は林業県であるにもかかわらず、出荷が減る一方。 図書館や学校教育現場で木を大いに使ってほしい」、松川理事は「自立的な学習を支援し、 知識の創造を促す新しい図書館像ができ上がりつつある。学びをけん引していきたい」とした。
会員募集の案内後に行われた質疑応答では、出席者から「図書館を活性化させたい。 同法人のような理念を持った団体が生まれたことを、うれしく思う」といった発言が出されるなど、活発な意見が飛び交った。 河瀬紀江理事(奈良子どもの本連絡会代表)による閉会の言葉で終了。 今後、学校図書館木質化の推進に係るイベント事業も展開予定で、子どもの読書環境改善を図るための活動を進めていく。 入会などに関する問い合わせは、渡辺肇事務局長(県学校図書館協議会事務局長)

<13/8/30 奈良日日新聞より>

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